Wi-Fi Alliance、最新調査レポートを発表 - Wi-Fi®による6 GHz帯域の利用が環境持続可能性を促進することが明らかに

米国テキサス州オースチン発 - 2023年7月31日 - Wi-Fi Alliance®は本日、世界中の政策決定者が6ギガヘルツ(GHz)帯域の今後について検討している中、WIK-Consultの最新レポートが、この帯域全体へのアクセスを認めることが気候変動と闘う上で環境持続可能性の目標を発展させるという明確な証拠を示していることを明らかにしました。Wi-Fi Alliance®の委託によりWIK-Consult が実施したこの調査『Sustainability Benefits of 6 GHz Spectrum Policy』(6 GHz帯域政策が持続可能性にもたらすメリット)では、この帯域への十分なアクセスによって、Wi-Fiはセルラーネットワークを凌駕する性能を発揮し、ブロードバンド接続を提供しながら消費電力と環境負荷を大幅に減らすことが明らかにされています。

Wi-Fi Allianceは、気候変動の脅威に対する各国の意欲的な取り組みを支援する本レポートを提供できることを誇りに思います。WIK-Consultのアナリストによれば、欧州で6 GHz帯域全体へのアクセスを認めることにより、年間320万トンのCO2排出量削減を実現できます。これは欧州に限定された話ではなく、世界の他の国・地域でも同様の結果を得ることが期待できます。

来る2023年世界無線通信会議(WRC-23)は、ブロードバンド接続を実現するとともに優れた経済価値をもたらし、環境持続可能性を発展させるための、他では得られない価値ある場を政策立案者に提供します。Wi-Fi Allianceは、6 GHz帯をWi-Fiに開放することで、環境面でのさまざまなメリットに加え、光ファイバーをはじめとするブロードバンドの普及に合わせた幅広い新技術やユースケースが可能になることを政策立案者に認識してもらうための活動を展開しています。汎用性があり、非常に手頃なコストで、既存のさまざまなネットワークとの互換性を基盤にセキュリティ、管理、認証を共有できるWi-Fi接続は、理想的な「フォース マルチプライヤー」(それぞれの能力を倍増させる技術)を提供します。

レポート完全版はこちら: https://www.wi-fi.org/file/sustainability-benefits-of-6-ghz-spectrum-policy.

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