最新調査から、Internet of Everything(あらゆるモノのインターネット)に対する消費者の受け入れ態勢が整っていることが明らかに - Wi-Fiは鍵となるテクノロジであると評価
米国ネバダ州ラスベガス発 - 2014年1月7日 - コネクテッド ライフに対する消費者の期待はパソコンやモバイル ガジェットの世界を越え、幅広い範囲のスマート ホームやスマート オートモーティブ(車載)デバイスにまで広がっています。 Wi-Fi Alliance® の委託で実施された最新の調査から、消費者の間ではホーム セキュリティやスマート エネルギー、車載インフォテインメントなどの幅広いコネクテッド アプリケーションを利用する準備が整っていることが明らかになりました。 ただし、「Internet of Everything」(あらゆるモノのインターネット)の時代へと徐々に進んでいく中で、消費者は使いやすさおよび既存のホーム ネットワークとの統合性を最も重要視しています。
スマート デバイス(他のデバイスやネットワークに接続し、インタラクティブかつ一定のレベルで自発的に機能する電子機器)に対する消費者の関心は、大きな高まりを見せています。同調査では、回答者のうちスマート テクノロジが最終的にすべての住宅に普及すると考えている割合は75%に達しています。 また回答者の93%が、自宅の機器を外出先から制御・管理できるようになることで日々のQOL(生活の質)が高まると答えています。Wi-Fiによる接続性が役立つ機器として25%以上の回答者が挙げたのは、ホーム セキュリティ システム、照明、サーモスタット(温度調節器)、パーソナル健康器具などでした。
このように関心が高まる中、いくつかの注意すべき点があります。消費者の84%が、自宅環境へのスマート テクノロジの統合に関する不安材料として、使いやすさと互換性を上位に挙げています。同調査で明らかになった重要なポイントは、消費者がすべてのスマート デバイスとアプライアンスを1つのホーム ネットワークに統合することを望んでいると言うことです。既存のWi-Fiネットワークであらゆる対象と同期化することができるなら、スマート製品を購入すると回答した消費者は91%に上ります。また回答者の半数以上がすでにアプライアンスやサーモスタット、照明システムなどのWi-Fi対応電化製品を保有しています。
ABI Research社のリサーチ ディレクタ、フィル・ソリス(Phil Solis)氏は次のように述べています。
「スマート ホームおよび車載アプリケーションにとってWi-Fiが主要な接続テクノロジとなることは間違いありません。40億以上というWi-Fi製品の膨大な設置ベースは2018年には100億を超える見込みで、確実な相互接続性というWi-Fi本来の特性はInternet of Everythingの時代に重要な役割を果たすことになるでしょう。」
このように大規模な設置ベースを有するWi-Fiによって、消費者はスマートフォンやタブレットを利用して自宅や外出先でスマート デバイスとの統合、通信、制御を徐々に行うことが可能になります。非常に小さなデータ量から高品位マルチメディアまで、間欠的なデータ伝送をスムーズにサポートするWi-Fiは、ホーム オートメーション、ウェアラブル テクノロジ、パーソナル健康器具、テレマチックなど幅広いコネクティビティを実現します。
Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「Wi-Fi 業界の販売実績は地球上すべての人に1台以上のデバイスを販売したことになりますが、このように非常に幅広く普及したことによって、スマート ホームというビジョンを実現するための基盤が確立されました。 すでにWi-Fi は消費者が想像すらしていなかったコネクティビティを提供してきましたが、使いやすさ、発見、パワーにおけるイノベーション(革新)によって、Wi-FiはInternet of Everythingの中核を担う存在になっています。」
今回の調査において、テレビやホーム セキュリティ システム、サーモスタット、照明、自動車などを次回買い替える際に、Wi-Fiのコネクティビティが重要な判断材料になると答えた回答者は77%に上ります。また回答者の63%が、今後10年以内に、購入するデバイスやアプライアンスの大部分がスマート テクノロジを実装しているだろうと答えています。2014年にWi-Fi対応のデバイスを購入するだろうと答えた回答者は73%でした。
Internet of Everythingの進化においてWi-Fiが果たす役割について、詳細はWi-Fi Alliance のホワイトペーパーをご覧ください(ダウンロード: www.wi-fi.org/connectyourlife)。
調査手法について Wi-Fi Alliance CES 2014 調査は、2013年11月25日~12月4日にWakefield Research社が米国の18歳以上のスマートフォンおよびタブレットの所有者1,000人に対し、電子メールによる依頼とオンライン調査を通じて実施しました。
すべての標本を通じ、その結果には標本分散が伴います。 分散の度合いは計測が可能で、インタビューの数および結果を表現する割合のレベルによる影響を受けます。 本調査で実施されたインタビューの場合、標本分散がない確率は、標本に該当する全員に対してインタビューを実施した場合の結果との比較において、100分の95ア3.1%以上です。
Wi-Fi Allianceについて
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 様々な技術開発、市場構築および規制プログラムを通じ、これまでにWi-Fi Allianceは全世界を通じたWi-Fi® テクノロジの普及を実現してきました。 32000年3月から施行されているWi-Fi CERTIFIED™プログラムは、幅広く認められている相互接続性と品質の印として、Wi-Fi対応製品がユーザーへ最高の環境を確実に提供するための支援を提供します。 Wi-Fi Allianceが認定した製品は15,000を超え、すでに確立されている市場と新しい市場の両方において、Wi-Fi製品とサービスの一歩進んだ利用を促進しています。
Wi-Fi®、Wi-Fi Alliance®、WMM®、Wi-Fi Protected Access® (WPA)、WiGig®、Wi-Fi Direct®、Miracast®、Wi-Fi CERTIFIED ロゴ、Wi-Fi ロゴ、Wi-Fi ZONEロゴ、Wi-Fi Protected Setup ロゴはWi-Fi Allianceの登録商標です。 Wi-Fi CERTIFIED™、Wi-Fi Protected Setup™、Wi-Fi Multimedia™、WPA2™、Wi-Fi CERTIFIED Passpoint™、Passpoint™、Wi-Fi CERTIFIED Miracast™、Wi-Fi ZONE™、WiGig CERTIFIED™、Wi-Fi Allianceロゴ、WiGig CERTIFIEDロゴはWi-Fi Allianceの商標です。
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