Wi-Fi CERTIFIED Wi-Fi Aware™は、従来のWi-Fi ネットワーク インフラストラクチャやインターネット接続、GPS信号を必要とせずに他のWi-Fi デバイスの迅速な発見と接続、データ交換を実現します。 また、Wi-Fi Aware™はユーザーの現在地と設定に基づいて、あらゆる場所でネットワークに依存しないデバイス・ツー・デバイス(D2D)のWi-Fi接続を提供します。
ライフスタイル
- 近くの人とモバイル デバイスでお気に入りのゲームを同時プレイ
- 自分のデバイスで再生している歌を、近くにいる友人にも同時に聴かせる
- コンサート会場で友人を探して写真の共有や待ち合わせの相談を行う
- インフラを気にすることなく、1台または複数のカメラから携帯電話やノートブックPCに写真を送信、動画をストリーミング再生
- XR デバイスをゲーム機やPC、携帯電話とペアリングおよびテザリングして、ローカル レンダリングでXRアプリケーションをサポート
ビジネスシーン
- ネットワーク ログインなどの手間をかけることなく、文書データをプリンターへ安全に送信
- レストランの前を通りかかったときに、たとえ閉店中でもインターネット接続なしでメニューを閲覧して予約を行なう
教育
- 博物館やアート ギャラリー、社会見学などの場で、質が高く豊富な情報を学生に提供
- 学校への登校と出欠確認を自動化してタイムスタンプを記録
新しいユースケース
- 自動運転車や遠隔操縦車などで他のデバイスを迅速に認識し、GPS座標や高度、方向、所有者IDなどの情報を自動交換
- 旅行者は身分証明書を物理的に持ち歩く必要なしに、運転免許証やパスポートなどをモバイルIDとして利用することで、空港の保安、税関、入国管理などの処理を合理化
IoT (モノのインターネット)
- モバイル端末を使った電球などのIoTデバイスの発見、またサービス レベル コミュニケーションによるsデバイスやサービスの設定が可能
パーソナライズしたモバイルエクスペリエンスの質を飛躍的に高めるWi-Fi Aware
Wi-Fi Awareは、位置情報というユーザーの自由行動に基づく特性を活用し、革新的なアプリケーションを実現します。 Wi-Fi AwareデバイスはユーザーのWi-Fi圏内にある他のデバイスを継続的に検出して接続するので、ユーザーが設定した内容に基づいて、近くの情報やサービスを簡単に見つけることができます。 このテクノロジーによって、本当の意味でパーソナライズしたソーシャル/ローカル/モバイル体験を実現できるとともに、たとえ混雑している環境でもユーザーはモバイル デバイスおよび近隣デバイスを最大限に活用することができます。
主な特徴
- GPSやセルラー接続、ホットスポットがない環境でも、アソシエーションの前にWi-Fi またはBluetooth Low Energyを使うことにより、優れた電力効率で継続的なデバイス間発見機能を提供
- サービスや情報を多方向で同時に共有することが可能
- 動的な接続によって、Wi-Fi Awareでつながっている複数のデバイスのグループからいずれかのデバイスが範囲外に出たとしても、他のデバイス間の接続関係を維持
- 屋内、屋外、また混雑している環境でも優れた能力を発揮
- ネイティブおよびIPベースの両方のデータ交換をサポートする効率的なデバイス間通信を実現 - 個々のデータ ストリームを指定のアプリケーションやサービスに関連付け
- Wi-Fi 6、Wi-Fi 6E、WPA3など最先端のWi-Fiテクノロジーを活用した、高パフォーマンスなデータ レートとセキュリティのデバイス間(D2D)データ接続
- 最適化したデバイス間通信スケジューリングが超低遅延(レイテンシ)と高い電力効率が必要なサービスとアプリケーションをサポート
- デバイス ペアリングと包括的なフレーム保護により、自律的でセキュリティが確保されたユーザー体験を提供
- ペアリングしたデバイスのみが解決可能なペアリングIDおよび無線IDの定期的な変更など、数々の高度なプライバシー保護機能
- 同期に対応していないIoTデバイスの発見